航空大学校合格に向けて一人一人へ最適な学習を提案します

航大受験ゼミナール

合格体験記EXPERIENCE

2023.03.15

尊敬する野菜は何ですか?

R5合格者:K.K.さん

 私は、小学生の時、家族で旅行に行った際に、偶然パイロットの方を見かけたことがきっかけでエアラインパイロットになろうと思いました。制服姿が印象的で、あの服を着て空を飛びたいと強く感じたことを覚えています。それから、大学生になり、パイロットという職業について調べ、その唯一無二の仕事内容に惹かれました。また、会社説明会やインターンの選考過程で出会ったパイロットの方々が、とても魅力的だったことがパイロットになりたいという思いをより強くしました。
 私が航空大学校の受験勉強を始めたのは、大学3年の夏頃です。早起きは苦手だったため、基本的には夜、部活動の後に図書館やカフェに行って勉強をしていました。メリハリをつけて勉強に取り組むために部活動の時間と勉強の時間とで頭のスイッチを切り替えて、勉強に集中できるようにしていました。また、勉強のモチベーションを維持するために勉強する場所や時間など、環境を変えたり、たまにサッカーをするなど体を動かすことで頭のリフレッシュを行ったりしていました。この方法は、新鮮な気持ちでより集中して勉強に取り組める良い方法だったと思います。
 それから、第一次試験対策としては、苦手科目を他の科目よりも多く時間を使って勉強しました。特に、私は英語が苦手だったので、高校で習うような基礎的な文法から勉強し直しました。確実に基礎を固めつつ、その上に知識を積み上げていくことで苦手科目の克服に近づけたと思います。そして、「総合」に関しては、「総合Ⅰ」で時間がかかり、得意な「総合Ⅱ」を解ききれないことを避けるため、先に「総合Ⅱ」を解くようにしていました。残り時間で時計を見ながら問題を解くのは「総合Ⅰ」の方が私には有効だと判断していました。
 二次試験対策として私は、日々たくさん水を飲み、試験に挑みました。また、野菜を多めに摂る、揚げ物を控えるなどのバランスの良い食事と、週に3回程度の適度な運動を行い、健康維持に努めました。検査項目については、対策できる部分(目を閉じて字を書く、目隠し歩行など)は何度か練習し、できるようにしました。また、私は二次試験Aで再検査の対象になりました。診断書提出までの時間も少なく、病院探しなどに苦労しました。検査できる病院が限られていることもあるため、迅速に動くことをお勧めします。
 三次試験である操縦適性検査は航大受験ゼミナールで練習させていただいたので自信を持って臨めました。本番でも操縦桿の重さは、航大受験ゼミナールで練習したものとほぼ同じで、焦らず行うことができました。面接については、面接カードと自分自身について深掘りを繰り返すことで準備しました。面接カードは、航大受験ゼミナールの講師に添削していただくとともに、両親にも見てもらい、完成させました。また、航大受験ゼミナールの校長先生との面接練習を通して、実際に言葉で伝える練習をしました。深堀りが足りない部分に気づけただけでなく、私の長所を再確認でき、とても有意義な時間でした。本番では、タイトルにあるような想定外の質問がいくつかありましたが、真面目に自分の言葉で答えることで乗り切りました。
 私は、航空大学校試験に対する準備時間の90%以上は一次試験の勉強であり、一次試験が一番大変だと感じました。1点でも多く取るために、1秒でも多く勉強することで合格に近づくと思います。また、絶対に合格してパイロットになるという強い意志と覚悟を持ち、チャンスがある限りチャレンジし続ける姿勢を持つことも大切です。私は、必死に努力して、昨年は一次試験で落ちてしまいました。やはり私には無理なのかと落ち込みました。私よりも優秀な受験生をたくさん知り、不安にもなりました。しかし、それでもパイロット、もしくは航空大学校を目指す覚悟が自分にあるのかと自問自答し、パイロットに対する思いを再確認し、諦めずに挑戦できました。絶対に合格してパイロットになるという強い意志と覚悟を持ち、チャンスがある限りチャレンジし続ける姿勢を持ったからこそ合格につながったのだと思います。皆さんも後悔が残らない結果になることを願っています。

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