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航大受験ゼミナール

合格体験記EXPERIENCE

2023.03.08

自分に打ち勝った航大受験

R5合格者:K.F.さん

 私がエアラインパイロットになろうと思ったきっかけは、小学6年生のときに初めて旅客機に搭乗したことです。どこまでも青い空とその空を飛ぶ白い飛行機に魅せられ、直感的に操縦してみたいと思いました。
 エアラインパイロットになる方法を模索する中で、航空大学校の受験を意識し始めたのは、中学2年生のときです。当時は家庭の事情で将来の受験を許されませんでしたが、大学入学後、コロナ禍で自社養成パイロットの募集がストップしたのをきっかけに航空大学校という道を再び考え、1年次の冬に両親に思いを伝え、受験を許可されました。
 その後、本格的に航空大学校の受験勉強を始めましたが、大学の授業と両立しながらの勉強だったため、空きコマや放課後などの時間に図書館で必ず勉強する癖をつけ、勉強時間を確保するようにしていました。また、行き帰りの電車の時間を有効活用して英単語や英熟語などを覚え、前日の夜に次の日の計画を立てるなどして、時間の有効活用を図るようにしていました。
 特に1次試験対策として意識したのは、苦手科目である数学・物理の克服です。基本的な 公式をまずは覚え、演習を行うサイクルを繰り返すことで、問題の解法を体に染み込ませました。1日の勉強時間のうち8〜9割をその2教科の勉強に費やし、勉強量を増やすことで力をつけていきました。
 また、2次試験対策は、航大受験ゼミナールの映像講座をもとに行いました。水を1日に2L飲んだり、プールなどで適度な運動をしたりすることで健康を維持し、視野検査や深視力検査など、事前に検査できる科目は検査をしてもらうことで、本番では落ち着いて試験に臨むことができました。
 3次試験対策においても、航大受験ゼミナールを最大限活用しました。面接対策では、何度も面接カードの添削をしてもらうことで納得のいく内容ものを書き上げることができ、対面・オンラインの両方で奥の深い面接練習を行うことができました。また、フライトシミュレーター試験対策についても、航大受験ゼミナール所有のフライトシミュレーターを使って本番と同じ環境で練習を重ねることで実際の試験の雰囲気をつかみ、最終合格を達成することができました。
 長い受験勉強の中、モチベーションを保つのはなかなか大変なことですが、私は、「これを乗り越えれば絶対パイロットになれる」と自分に言い聞かせて毎日の勉強に臨みました。また、勉強自体が自分の夢につながる楽しいことだったので、問題が解けるごとに合格に近づく感じがして楽しかったことも、モチベーションの維持につながりました。ただし、どうしても勉強が捗らないときは思い切って休息を取り、次の日に疲れを持ち越さないようにしていました。また、休憩時間には、YouTubeで航空会社の機内BGMを聞いたり、お気に入りの動画を見たりしてリラックスするようにしていました。
 エアラインパイロットになりたいと思い、航空大学校を目指している方の中には、数学・物理といった理系科目が苦手な方も一定数いると思います。実際に私も、高校生まではそのうちの一人でした。ただ、航空大学校の受験勉強を始めるにあたり、基本に立ち返って公式や解法などを根気よく覚え続け、問題を見ただけで解法が思いつくほどに問題集を解いた結果、「公式を当てはめて正しい答えを導き出す」という、数学・物理の楽しさに気づき、1次試験突破・最終合格を達成することができました。これから航大を受験する皆さんも、しっかりとした知識を頭に入れ、問題演習を多くこなすことで、数学・物理は(得意科目ではなくても)苦手科目ではなくなると思います。
 夢を諦めずに努力を重ねれば、文系からでも航空大学校に合格できます。過去の自分に勝ち、ぜひ合格をつかみ取ってください。応援しています。

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