航空大学校合格に向けて一人一人へ最適な学習を提案します

航大受験ゼミナール

合格体験記EXPERIENCE

2023.03.09

大空の夢への第1歩 

R5合格者:R.Nさん

 私は、幼少期に家族で飛行機を使って旅行をした際、鉄や合金でできている重量感のある飛行機が上空へ持ち上がり、音速に近いスピードで飛行できることに感銘を覚えました。この経験から自然と飛行機に憧れを抱くようになり、飛行機について調べていく中で、お客様を安全かつ快適に目的地まで送り届けるパイロットという仕事の存在を知りました。一度に何百人もの命を預かる責任の重い仕事ではありますが、同時にやりがいのある仕事だと感じました。そして、パイロットという仕事を通じてお客様の未来の創造に貢献したいと考え、エアラインパイロットをめざしました。
 実際に航空大学校の受験勉強を始めたのは、大学3年生の10月頃です。日中は大学の授業などが入っていることが多かったため、主に帰宅した後の夕方から夜にかけての時間を勉強時間として利用するようにしていました。しかし、その時間にアルバイトのシフトが入っていることもあったので、隙間の時間を見つけて勉強するようにしていました。具体的には、大学の授業の空きコマであったり、アルバイトに出勤する前の時間を空けたりしていました。長時間集中して勉強するのは、自分にとっては難しいことと分かっていたので、細かく時間を切ったり、隙間の時間を活用しながら受験勉強をしていました。
 また、勉強のモチベーションは、将来パイロットとして活躍している姿を想像することで保つようにしていました。幼い頃からパイロットを目指していたので、この航空大学校受験という一年に一度のパイロットになるチャンスを無駄にしたくはないと考えていました。そのため、思うような点数が取れないことがあっても決して諦めることなく勉強を続けることができました。
 苦手な科目や単元の学習に関しては、繰り返すことが大切だと考えています。一度問題を理解できるようになったとしても時間を空けてもう一度解いた際には、全く解けないことが度々ありました。そのため、できるようになるまで繰り返し問題を解くことがおすすめです。時間が経過したとしてもその問題の解き方が定着しているのか確認するために、もう一度類似の内容の問題を解くことを意識していました。そのように意識していたことで、苦手な科目や単元にも物怖じせずに対応できるようになりました。
 私は、このような方法で第一次試験に関しては、過去問で取っていた点数とかなり近い点数を取ることができ、合格することができました。
 そして、第二次試験の対策として、試験前1ヶ月からは飲酒をせず、油の多い食事を摂取しないように意識していました。また、ランニングを定期的にしたり、水分をたくさん取ったりするなど健康に配慮した生活を普段以上に心がけるようにしていました。
 第三次試験の面接に関しては、航大受験ゼミナールに面接カードの添削、面接練習、フライトシュミレーター練習を行っていただきました。
 まず面接カードの添削についてです。三次試験では、面接を行う際、面接カードの事前提出が求められています。そのため、二次試験の合格が決まる前から、これまでの過去の傾向をもとに、面接カードへの記入を進めていきました。最初に自分で作成した文章では分かりづらいような表現をこと細かく、そして複数回にわたって添削していただきました。そして、自分の伝えたいことをはっきりと伝えられる面接カードを作成することができ、自信になりました。
 次に面接練習についてです。作成した面接カードにもとづいて、航大受験ゼミナールの校長先生と面接の練習を行いました。私が予測していた質問とは異なる視点で鋭い質問もしていただき、面接での臨機応変な対応力を身につけることができました。最後にフライトシミュレーター練習についてです。航大受験ゼミナールには、実際の飛行適性検査で用いられるフライトシミュレーターが用意されています。そのため、事前に操縦桿を握って、感覚を身につけた上で、実際の試験を想定した練習を行うことができました。事前に練習を行った際、飛行機は非常に繊細な乗り物ということが分かりました。そこで当日は、丁寧な操縦を心がけるように意識して試験に臨むことができました。
 これから受験される受験生の皆さんには、1つ1つのことを確実にできるよう心がけてほしいと思います。私の場合は、高校時代は理系クラスに所属していたのですが、大学時代は文系の学部に所属していたため、一度履修していた数学や物理の内容を忘れてしまい、受験勉強を開始した当初は中途半端な知識や理解で問題を解答していました。その分ミスも多く、もう一度その内容を理解し直すことに時間をかけるようにしていました。最終的に、本質を理解した状態で問題に対応することができるようになったので、1つ1つの単元や科目を本質的に理解できるようにしていけば良いと思います。

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