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航大受験ゼミナール

航ゼミからのお知らせ

2022.08.22

「NICE FLIGHT!」第5話 感想ブログ(ネタバレを含みます)

皆さま こんにちは 航大受験ゼミナールです。

「NICE FLIGHT!」の第5話が8月19日に放送されました。第5話は、倉田粋副操縦士が渋谷真夢管制官を花火に誘うお話でしたが、福岡空港の天候が悪く、倉田粋副操縦士が操縦桿を握る飛行機はダイバートとなり、渋谷真夢管制官との約束の時間に間に合いませんでした。それでも倉田粋副操縦士は絶対に来ると信じて渋谷真夢管制官は羽田空港のデッキで待ち続け、二人が深夜に再会できたときには、視聴者の皆さまも涙が止まらなかったのではないでしょうか。渋谷真夢管制官は、お母さんのトラウマを乗り越えて倉田粋副操縦士と結ばれましたね。

さて、今回のブログでは「ダイバート」と「福岡空港」を取り上げたいと思います。
「ダイバート」とは、航空機が当初の目的地以外の空港などに着陸することです。「ダイバート」が起こる原因は、目的地の空港の天気が悪い場合、目的地の空港の滑走路が事故や自然災害などで閉鎖されている場合、事故などが発生して搭載燃料が不足し目的地にたどり着けない場合、機内で急病人などが発生した場合、目的地の空港の運用時間が終了している場合などがあげられます。

「福岡空港」は、空港法第4条第1項各号に掲げる国管理空港です。福岡県福岡市にあり、設置管理者は国土交通大臣で、2,800m×60m(16/34)の滑走路が一本あります。どの空港もそこに吹く風に合わせて滑走路が作られているのですが、福岡空港の場合は磁北より160度と340度の向きに滑走路が設置されています。よって(16/34)は滑走路の方角を表しています。飛行機は風上に向かって、離陸と着陸をするので、滑走路の方角が大事なのですね。
風向きが変わったり、雷雲などで視界が遮られたりすると今回のドラマのように着陸は難しくなり、天候が回復するまで上空を旋回したり、ダイバートになったりしてしまいまうのですね。

それでは、今週はこの辺で。
また来週、お会いいたしましょう。

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