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航大受験ゼミナール

航ゼミからのお知らせ

2026.10.01

夏休みが終わった大学生へ――大学と航大対策を両立させる考え方

10月になりました。
大学生にとっては、長い夏休みが終わって後期の授業が始まる時期です。

夏の間は、朝から晩まで航大対策に時間を使えた人も多かったと思います。
それが10月からは、授業、課題、サークル、アルバイト、人によっては就職活動が戻ってきて、受験勉強の時間が一気に削られます。
「夏はあんなにできたのに」と焦りを感じ始めるのが、まさに今です。

今回は、大学生活と航大対策をどう両立させるかについて、当校の考え方を書きます。

大学の単位は「受験の一部」です

まず、意外と忘れられがちな大前提から確認します。

航空大学校の出願資格は、4年制大学の場合「2年以上在学し、修得単位が62単位以上」であることです。
出願時点では「見込み」でも構いませんが、入学までに要件を満たせなければ、合格していても入学は許可されません。

つまり、大学の授業に出て単位を取ることは、受験勉強の邪魔ではなく、受験そのものの一部です。
航大対策に集中するあまり授業を落とし、単位が足りなくなっては本末転倒です。
「大学か、航大か」ではなく、「大学の単位も航大の試験も、両方が合格の条件」だと捉えてください。
この認識を持つだけで、授業に出る時間を「失った時間」と感じなくなります。

大学の年間スケジュールと、航大入試の衝突ポイント

両立を考えるとき、一番大事なのは「どこで衝突するか」をあらかじめ知っておくことです。
今年度の日程をもとに、大学の暦と重ねてみましょう。

出願は5月。
新学期が始まって生活リズムが整いきらないうちに、書類を揃えて郵送する必要があります。
一次試験は7月で、多くの大学では前期の定期試験の直前にあたります。
二次試験の身体検査は9月、ちょうど夏休みの終わりです。
そして三次試験は1月下旬から2月上旬。これは大学の後期試験と、ほぼ確実に重なります。

この中で最も危険なのが、7月と1月です。
航大の試験と大学の定期試験が、同じ月に来ます。
ここを乗り切る方法は一つしかなく、「定期試験の勉強を試験直前に残さないこと」です。
授業の内容をその週のうちに整理しておけば、7月と1月に慌てて大学の勉強をする必要がなくなり、航大の試験に集中できます。
日々の授業への向き合い方が、そのまま受験戦略になるのです。

時間は「作る」のではなく「固定する」

夏休みと後期の最大の違いは、使える時間の量ではなく、時間の形です。
夏休みはまとまった時間がありましたが、後期は細切れの時間しかありません。

細切れの時間で成果を出すコツは、「今日はどこで勉強しようか」と毎日考えないことです。
朝の1時間、通学の電車、授業と授業の間の空きコマ。
この三つを航大対策の固定枠として決めてしまい、何をやるかも曜日ごとに決めておく。
たとえば電車では英単語、空きコマでは総合の適性問題、朝は数学や物理の演習、というように。

ポイントは、固定枠では「迷わずに始められるもの」をやることです。
細切れの時間で一番失われるのは、「何をやるか決める時間」です。
決めてしまえば、10分でも手が動きます。

大学の授業を、航大対策に取り込む

もう一つ、大学生ならではの強みがあります。
授業そのものを航大対策に使えることです。

理系の人なら、物理や数学の授業は一次試験の学科と直結します。
文系の人でも、英語の授業は確実に役立ちますし、一般教養の科目は時事教養の下地になります。
履修を組むときに、「航大の試験に少しでも近い科目」を意識して選ぶだけで、授業時間が受験勉強の時間に変わります。

逆に、航大対策と全く関係のない科目で単位を揃えようとすると、大学の勉強と受験勉強が完全に別のものになり、負担が二倍になります。
来年度の履修登録では、ぜひこの視点を持ってみてください。

就職活動との向き合い方

大学3年生の後期になると、周りがインターンや就職活動の話を始めます。
ここで「航大一本に絞るか、就活もするか」と悩む人は多いです。

当校の考えは、エアラインの自社養成パイロット採用は、航大と並行して受けるべきだということです。
試験の性質が近く、準備が共通する部分が多いからです。
一方で、パイロットと関係のない一般企業の就活に時間を割くかどうかは、それぞれの事情によります。
大事なのは、「なんとなく周りに合わせて就活する」ことではなく、自分で決めることです。
決めていない状態が、一番時間と気力を奪います。

おわりに

夏休みのような時間は、もう来年の夏まで戻ってきません。
でも、後期の生活の中に航大対策を組み込むことができれば、夏休みに積み上げたものを失わずに、来年の出願まで持っていけます。

航ゼミのWEB型講座は、まさに大学や仕事と両立しながら受験する人のために設計しています。
授業の後、アルバイトの後に参加できる時間帯で、同じように両立に悩む仲間と一緒に進められます。
「後期が始まって、ペースが崩れてしまった」という方は、一度ご相談ください。

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