航ゼミからのお知らせ
2023.05.22
ベルーガ 神戸空港へ飛来
2023年5月10日午前9時34分、エアバスの大型輸送機A300−600ST「ベルーガST」の2号機が神戸空港に飛来しました。
前日に、関西エアポート株式会社の公式キャラクター「そらやん」のTwitterアカウントから「ベルーガST」が5月10日の午前中に飛来するという発表があり、兵庫県在住の航ゼミTwitter担当者Mが神戸空港へ向かうことにしました。
「ベルーガST」は、フランスのマルセイユを現地時間5月6日に出発し、エジプトのカイロ、アラブ首長国連邦のドバイ、インドのムンバイとコルカタ、ベトナムのダナン、台湾の台北を経由し、5月10日午前5時38分に関西国際空港へとやってきました。関西国際空港では、通関手続きを行ったようです。
5月10日の午前中とは一体何時なのか・・・フライトレーダー24などを活用し、「ベルーガST」の位置を確認していると、関西国際空港のフライト情報の中で、午前9時10分に神戸空港に向けて貨物便があるということを知り、その時間よりできるだけ早く神戸空港の4F展望デッキに着くように電車を乗り継ぎました。
神戸空港へは三宮から神戸新交通(ポートライナー)で8駅、運賃は340円です。だいたい20分弱ぐらいで到着します。
(神戸空港)
到着したときには既にベルーガを見るために大勢のお客さんが4F展望デッキに集まり、写真を撮るのも大変な状態でした。
(神戸空港 4F 展望デッキの様子)
関西国際空港の発表どおり、9時10分頃「ベルーガST」は神戸空港へ向けて出発。一度神戸空港沖合の海の上空を横切り、ぐるっと大回りをして午前9時34分西の方角から神戸空港に到着しました。
(「ベルーガST」着陸シーン)
(着陸し、滑走路を進む「ベルーガST」)
エアバス・ヘリコプターズの倉庫が滑走路の西側にあるため、一度私たちの目の前を横切り、再び戻ってきました。
(引き返し、エアバスの倉庫に向かう「ベルーガST」)
(止まっていたスカイマーク機の後ろを横切る「ベルーガST」)
丸くて、ぷっくりとした機体はまさにベルーガ(シロイルカ)でした。飛行機のパーツやヘリコプターなどを運ぶために世界で最も大きな機体になっています。
(滑走路の西の端まで移動中の「ベルーガST」)
(エアバスの倉庫に到着し、反転中の「ベルーガST」)
(徐々にお顔を見せてくれる「ベルーガST」)
展望デッキ4階の人混みでは、人の頭しか撮影できないので3階の一面ガラスで覆われている展望スペースより撮影。滑走路の西の端を撮影するのはギリギリの状態でした。そのため若干写真にガラスの反射が写っています。
(正面を向いて所定の場所に移動中の「ベルーガST」)
(所定の位置に到着した「ベルーガST」)
(前方のハッチを開き始めた「ベルーガST」)
ハッチが開き始めたのは到着してから約1時間後のことです。
(完全にハッチが開き、中のヘリコプターをあらわにした「ベルーガST」)
「ベルーガST」の中には、海上保安庁が発注したエアバス・ヘリコプターズ製の大型双発ヘリコプター「H225 スーパーピューマ」が2機乗っていました。
(クレーン車が配備された「ベルーガST」)
中のヘリコプターのうち1機はお昼過ぎぐらいから取り出しが始まりました。ベルーガSTが止まっている場所が滑走路の端すぎて3階の展望フロアからの撮影は無理でしたので、空港の外に出て撮影を始めましたが、外も報道陣などでいっぱいでした。
(神戸空港へ詰めかける報道陣や飛行機愛好家の方々)
(1機目を出そうとしている「ベルーガST」)
ベルーガSTの撮影を終え、しばらく神戸空港の中を探索することにしたのですが、そこで面白いものを発見しました。
神戸空港では、「ベルーガST」の飛来を記念して、募金型のガチャを設置していました。先着200名様で「ベルーガST」のマグネットか缶バッジを貰えます。航ゼミTwitter担当者も回してみました。結果は「ベルーガST」の頭でした。
しばらく神戸空港を散策。再び4階の展望デッキへ。
(展望デッキ案内図)
4階の展望デッキにあったブロッコリー。関西エアポート株式会社のホームページによりますと、こちらのブロッコリーは2022年9月30日に「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT」(ミニチュアライフ 神戸エアポート)が神戸空港にオープンしたときに設置されたようです。ブロッコリーを大樹に見立てた田中達也氏による代名詞的作品「ブロッツリー」らしいです。こちらはフォトスポットです。
しばらく散策が続きます。
(滑走路とは逆の方向に設置されている神戸空港の看板)
(飛来してきたスカイマーク機)
(飛来してきたAIR DO機)
(飛来してきたフジドリーム機)
(飛来してきたヘリコプター)
(神戸空港1階玄関)
帰りのポートライナーの中からは、滑走路の端に止まっている「ベルーガST」の姿が確認できました。空港や車と比較するとその大きさが一目瞭然です。
また日本に飛来してくるとよいですね。